2019年も残り1ヶ月あまりとなり、日が暮れると少し肌寒く日中との寒暖差が大きくなって参りました。
この時期になると ”冷え性” に悩む方、多いと思います。
そこで、なぜ ”冷え性” になるのか?
また、どのようにすれば改善するのか… お話していきたいと思います。
冷え性の原因は一般的に
末梢血行障害によって引き起こされています。
末梢血行障害の理由として
血液循環の悪化(貧血、低血圧)、筋肉の量が少ない、自律神経の乱れ などがあります。
1.体内で熱が作れない場合
基礎代謝は、1日のエネルギー消費の60~70%を占めています。
体の部位ごとに基礎代謝を分けると
筋肉が約38%、肝臓が約12%、胃腸・腎臓が約8%、脾臓が約6%、心臓が約4%、その他が約24%。
つまり筋肉量が少ないと、生み出せる熱が少ないのです。
男性より女性に冷えを感じる人の割合が多いのは、女性の方が筋肉量が少ないからです。
ちなみに体重に対する筋肉量は、男性が約40%なのに対して女性は約36%といわれています。
普段日常的に身体を動かしている場合はさらに消費されています。
2.脂肪が多く、筋肉が少ない場合
脂肪には血管がありません。
厚みを増した皮膚が断熱材となるため、体内で生まれた ”熱” をこもらせてしまいます。
たいていの場合、体に対しての筋力が少ないため
筋ポンプ作用が低いので血流が悪くなっています。
そうした理由から皮膚は冷たいのに汗をかいたり、のぼせやすい…といった症状になります。
脂肪が多いと熱が作れない上に体温を逃がさないため
体は冷え、ますます脂肪が増えるという悪循環を生んでしまいます。
理想としては筋力もつけながら脂肪を減らすトレーニングです。
でも、運動不足の人がいきなりやるのは危険です!
なので体が慣れるまで、ストレッチから始めることをお勧めします!
運動は継続が一番大事です。1日10分でも0分よりは・・・という考えで続けてみてください。
かみす整体院 髙塚